
01 — WALK
歩く
次の章までの道のりと距離。
街を歩く。
目の前の場所を見る。
そこに残る歴史を知る。
公開のお知らせは support@storywalk.jp



行ったことのある場所でも、その足もとで何があったかは、たぶん聴いたことがない。
決められたツアーはありません。
自分の足で歩き、着いた場所で聴く。
気になったら、語り手に聞き返す。
目は風景へ、耳は語り手へ。

次の章までの道のりと距離。

着くと合図が鳴り、章がひらく。

1章およそ1分の語り。本人の声のときも。

目の前の見どころを確かめ、語り手に聞く。

鎌倉は、ひと組の夫婦から始まった






この一段高い道を、覚えておいでですか。時は寿永元年——西暦でいえば1182年のこと。
夫、頼朝どのが、由比浦から八幡宮へまっすぐに道を通し、その真ん中に土を盛り、葛石を並べてくださった。
わたくしのお腹に子がおりましてね、無事に生まれてくれるようにと、祈りを込めて造った道だと聞かされたときは……正直、少し照れましたよ。
ひらいた章は、あとでどこでも聴ける。
北条政子、織田信長。一人称で語る物語がある。
画面を見なくてかまわない。
順番は自分で。どの章からでも。
木か、石か、碑か。立札が読めなくても分かる。
答えは、その章の事実と公式資料の範囲で。
フィクションではない。
実際に起きたことだから、面白い。
想像で補うところは、そう言って語る。
寺社・自治体などの公式資料にもとづく、ノンフィクションです。
iPhone向け。第1章は無料。
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